新しいSMTPSessionオブジェクトを生成します。addressはSMTPサーバーのFQDNで、 portは接続するポート番号です。ただし、このメソッドではまだ接続はしません。
TCPコネクションを張り、同時にSMTPセッションを開始します。そのとき、こちらのホストの FQDNをhelo_domainに指定します。
もしすでにセッションが開始していたら何もせずにfalseを返します。
また、送信する文字列についての制約、たとえば、改行コードを"\r\n"にそろえると いったことは、Sessionで正しくハンドリングされるので、アプリケーション側で 注意する必要はありません。
また、セッション中にに(SMTPレベルの)エラーがおこった場合、以下のような例外が発生します。
SMTPセッションを終了します。 もしログインしていない時にこのメソッドが呼ばれた場合は、なにもせずにfalseを返します。
新しいSMTPオブジェクトを生成し、同時にsocketの通信先ホストとSMTPセッションを張ります。 socketはProtocolSocketでなければいけません。
HELOコマンドを送信して、SMTPセッションを開始します。 helo_domainにはメールの送信元のホストのFQDNを指定します。
MAIL FROMコマンドを送信します。from_addrは送り主のメールアドレスです。
RCPT TOコマンドを送信して宛先を指定します。 to_addrsは送り先のメールアドレスの配列です。
mailsrcをメールの本文として送信します。mailsrcからはeachで文字列を読みこんで 順次送ります。行頭にピリオドがあってはいけないといった「SMTP的な正しさ」は 常に保証されます。
QUITコマンドを送って、SMTPセッションを終了します。